自転車がもっと早くなるために。

「この前、初めてフルマラソンを完走できなかったんですよー」
とある方とお話ししてたら出てきた発言。

この方は自転車を趣味としており移動は全て自転車。
大会にも毎回出るほどの方。フルマラソンも何度も完走しています。

お話を聞いていると、自転車がもっと早くなるために水泳を1年ほど前からしていたそうです。
その流れからの初めてのフルマラソンリタイア。

何でか分かります?

簡単に言うと、目的と行動が合わなかったから。

この方は、すぐにその事に気づいてウエイトトレーニング(いわゆる筋トレ)に変更しています。

水泳や水中ウォーキングって足腰痛い方や運動習慣をつけるためなど進められること多いと思います。
でも、そこにはメリットとデメリットがあることも知る必要があります。

水中では浮力の関係で地上で歩くよりも負荷が少なくなります。
その分、関節への負担は大幅に減ります。
なので関節の痛みがある方にとっては痛みなく運動できるという意味ではいいことだと思います。
普段動かせないところまで動かせたり運動範囲は広がりますね。
しかし、筋力を高めるためには水中での運動はどうか?っというところ。

人間は重力を感じて、床からの反発をもらって(床反力)自分の重みを感じます。
そこで、支えるための筋肉が働き、自分の身体(重心)の位置や力の調整をして身体を操っています。

目で見てわかること(不整地や段差)と、
これまでの経験(脳での処理)と、
感覚(足からの感覚や、重心の位置、風などの外的なもの)と、
そして、それらの情報を統合して自分の身体を操る(柔軟性や筋力など)。

水の中から出た時に感じる重さ。
それが重力を感じている瞬間ではないでしょうか?

筋力を上げるという観点からは、水泳は向いていなかったんですね。
実際に、水泳選手も陸上でのトレーニングをします。
水泳選手は陸上での運動は苦手な人が多いとも言われます。
競技として全然違うものなんですよね。

陸上で生活する私たちにとっては、
普段の生活の中からしっかり重力と向き合って、
どうやって自分の身体を支えるかがとても大切です。

立っているのが辛い、
座っていてもすぐ猫背になる、
背もたれないと無理、
寝転がりたい…

いつもそう思っているあなたは、
まだまだ、身体を上手に操れていないのかもしれません。

そんな私も、その一人ですが。笑

この前セミナーを受けてまた身体の使い方を少しマスターした気がします。
それをあなたにも還元していきたいと思います。

自分の身体を操るって簡単なようで難しい。
マスターすれば、難しいようで簡単。
そもそも、昔は出来ていたはずですから出来ないことはないはずです!

一緒に探求していきましょう♪
その先に疲れ知らずな生活が待っているはずです(*^^*)

女性とスポーツキッズ整体
closet_mochi-クローゼットモチ-

店舗での整体以外にも、救護対応、出張整体、企業向けサービス(福利厚生枠での整体やストレッチ教室)、外部講師なども行っています。そちらは下記バナーよりお問い合わせください。

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